JDKとコマンド環境,それに適当なテキストエディタさえあればJavaによる
アプリケーションソフトウェアの開発は可能ですが,ここで紹介する
CPad for Java2(JCPad)
と呼ばれるアプリケーションソフトウェアを使うと,一連の開発作業が快適なものになります.
CPad for Java2 のアイコン |
このソフトウェアはフリーソフトとして下記のサイトから入手することができます.
http://hp.vector.co.jp/authors/VA017148/
JCPadをインストールして起動すると,初期設定を促す次のようなダイアログが表示されます.
ここでOKボタンをクリックすると,次のような設定のためのウィンドウが表示されます.
このウィンドウでは「コンパイラのパス(W)」と「標準のデータ保存フォルダ(D)」の2つを
設定します.
「コンパイラのパス(W)」にはコンパイラ本体である "javac.exe" の正確なパスを設定します.
(例.C:¥Program Files¥Java¥jdk1.7.0_25¥bin¥javac.exe)
また,Javaの開発をするためのフォルダ(ソースプログラムの保存場所)を1つ決めてください.
そのディレクトリの場所(パス)を「標準のデータ保存フォルダ(D)」に設定します.
以上の設定が終わればOKボタンをクリックしてください.ここまでの設定作業はJCPad初回起動時に
必要になります.またJDKのアップデートなどでコンパイラのパスが変更された場合も設定作業を再度
行う必要があります.
初期設定が完了すると次のようなウィンドウが表示され,Javaのプログラムの作成と実行が
できるようになります.
早速,次のようなサンプルプログラムをJCPadのウィンドウに入力しましょう.
プログラムを入力したところ
入力が完了すれば,"Sample0.java" というファイル名でプログラムを保存してください.(下記)
次にコンパイルと実行に移ります.のボタンをクリックしてください.
入力したプログラムに誤りがなければ次のようにメッセージ "コンパイル終了" が
表示された後,コマンドウィンドウが開いてプログラムが実行されます.