某月某日。使わなくなったPCを分解したッ!
「誰だ?」って聞きたそうな表情してんで自己紹介させてもらうがよ
おれぁおせっかい焼きのビル!
ロンドンの貧民街(という名の自宅)から家主さんが心配なんでくっついて来た!
家主さん!
甘ちゃんのあんたが好きだからひとつ教えてやるぜ!
おれぁ生まれてからずっと暗黒街(という名のお花畑)で生きいろんなPCを見て来た
だから悪いPCといいPCの区別は「におい」で分かる!
こいつはくせえッー!
ゲロ以下のにおいがプンpブフッ∵(´ε(○=(゜Д゜#)ウルサイゾオラァ!
あらためましておはようございます。私の名前はビル。家主の家に住んでる妖精さんだよ☆
そしてあろうことかたった今私に殴り掛かってきたこいつは同じ妖精仲間のガリ。
尖がった性格だが悪い奴ではないんだよ…たぶん
ガリ「まったく…馬鹿なこと言ないでさっさと報告書仕上げたらどうだ。締切が近いと家主が騒いでたぞ」
ビル「うぃーっす」
やれやれだぜ
しかたないこれも義のため家主のため。
では報告再開!
開けた瞬間すごく埃がまったので私は逆に考えた。かぶっちゃってもいいさ…と考えた。
だがマスクはした。
私たちはマザーボードを目指して分解を始めた。
まず右上部にあるDVDプレイヤーとハードディスクを引き抜いたッ!
すごく…重いです。(物理的に)
ビルのひとくちメモ
ハードディスクは補助記憶装置の一つで、このPCには3つほど入っているよ
磁性体を塗布した円盤を高速回転し、磁気ヘッドを移動することで、情報を記録し読み出す。
だからヘッドが動くときにはカリカリ音がなるし、
1秒間に100回以上回転してるから物理的衝撃にはめっぽう弱いよ
次はこれ
冷却ファン
アツアツになったPCを冷やす大事な役目を担っているんだッ!
手をかざすとほどよい微風が…出てるのこれ?驚きの微風!
次はこれ!(テーン)
なぁにこれぇ
なにかわからんがもっと分解してやるゥゥゥゥゥゥ!
なんと下にくっついてたのはまさかのCPUちゃんでした!
そしてこのごっついのはCPUクーラー!
この見た目からは想像つかない単純な役目だな!すっごい冷やすよ!
ビルのひとくちメモ
CPUは中央演算処理装置といってその名の通り演算処理をやってくれるよ!
裏側のとげとげは電気伝導率の優れた金でできているんだ
金って聞くとなんか無性にわくわくするよね
CPUは小さければ小さいほど処理速度が速くなるんだ
そんな小さいCPUの基盤は設計図を縮小印刷したものを感光剤を塗ったシリコンウェハーに乗せて、
紫外線を当てて露光するというのを何枚もやっていくとできるよ!(アバウト)
そう!メモリーじゃな!
こいつが主記憶装置としてがんばっておるようじゃ
こいつの容量が大きければ大きいほどHDに頼らずにすむから
PCでのあらゆる作業が高速化されるんじゃよ!
じゃがPCの電源を落とすとメモリーに置いてあったデータは消えてしまうから気を付けるんじゃ
みんなもメモリーゲットじゃぞ~
これはサウンドボード!
最初なんのパーツか分からなかったけどよく見たら右上にSoundって書いてあったよ!\(^o^)/
サウンドボードはPCに音響信号の入出力機能を付加または強化する拡張用の回路基板なんですわ
だから絶対ないと動かないってものじゃあないんだけどね
そんでもひとつなくてもいいけどあったらうれしいのがこれ
グラフィックボード~!
グラボがあるとグラフィックの描画処理をがっつりやってくれるので
3DのゲームだとかCG制作をする人には必要不可欠だッ!一番いいやつを頼む。
ぱっとみなにかわからんこいつはスカジー(SCSI)
PCの周辺機器との間でデータを交換するために 1985年に作られたインターフェイスの規格であるが、
いかんせんターミネータだ、 ID だというわずらわしさがある古い規格だ。
今となってはもっと気軽に使えちゃうUSBが主流となってしまった。ナンテコッタ!
みなさん大変長らくお待たせしました。最後の砦…
マザーボード!(ドギャーン)
おお、すごく…大きいです(´∀`*)ポッ
だがしかーし、このマザーボードさんひきこもりなのか
ネジを全て外したハズなのに全然取れない!これがひきニートの力だというのか…ッ!ぐぬぅ
どうせならマザーボードも取り出してみたかったというのは僕の胸の中だけにとどめておきます( ˘ω˘ )
ビルのひとくちメモ
マザーボードはそれ自体に役割を持っているのではなく、
PCの本体基盤として全パーツを取り付けるものである。
しかし、取り付けられるパーツはマザーボードに左右されてしまうんだ。
差し込み口を新たに増やすことはできないからね!
だからマザーボードを買うときはPCの最大性能、拡張性、将来性を見据えて考えないといけないよ!
ふぅ…やってやったぜ
見たかガリ、これが俺の実力だぜ!
ガリ「ん?ああ、ご苦労。」
ビル「え、それだけっすか(゚д゚ )」
ガリ「まぁ貴様にしては良くやった方なのではないか?ところどころ癇に障る部分はあったがな」
ビル「それはデレと受け取っていいのか…それともツンなのか…(ブツブツ)」
ガリ「なにをわけのわからんことをブツブツ言っている!もう報告書は書けたのだろう?
ならばさっさと投稿してこい!さっきから家主がやかましくてかなわん」
ビル「アラホラサッサー」
こうしてまた一つの冒険が終わったのである(テテーン)