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Q. 過去問の27年秋期54番教えて下さい
A. 了解です.授業中にやった問題ですね.
この手の問題は,いきなり言葉を入れようとすると「雲をつかむ」ような感じになってしまい困る場合があります.そこで「排除法」です.
関係データベースの設計について考える際は,フローチャートはほとんど関係がありません.
(フローチャートは情報処理の手順(アルゴリズム)を表現するためのものですので)
ですので,「b」に「フローチャート」が入る選択肢はなさそうです.こにれにより,解答の選択肢が「ア」か「ウ」しかなくなります.
関係データベースの設計によって最終的に出来上がるのは「表」(テーブル)ですので,「c」に「テーブル」が入る選択肢「ウ」が正解となります.
こんな順序で考えると良いと思います.
Q. 過去問の26年秋期75番教えて下さい
A. 了解!
解釈:「Webサーバ上でのHTML文書から見た画像素材の位置」
と考えるとわかりやすいです.この場合,中心となるデータであるHTML文書が格納されているディレクトリ「B」が「カレントディレクトリ」であるということができます.
そこから辿って,ディレクトリ「E」を特定するパスはどうなるかというと…
1) 1つ上に上がる
2) Dにおりる
3) Eにおりる
となります.これを表すパスは「../D/E」となります.従ってそこに置いてあるimg.jpgのパスは「../D/E/img.jpg」となります.わかります?
Q. 古い過去問はあまり当てにしないほうが良いというような情報を見たことがありますが,どうなんでしょうか?
A. ちょっと事情をご説明いたします.
ITパスポート試験は今年度(平成28年度)から問題の出題形式が少々変わりました.
以前は「中問」と呼ばれる長い目の文章題が4題(問題数にして16問)ありまして,これが今年度から無くなりました.
これが大きな違いですね.ですから過去問を自主トレに使用する際,「中問」と書かれた問題は今年度からの受験にはあまり関係のないものとなっています.
ただ「中問」以外の問題は,今年度からの受験でも通用しますので,安心してください.
Q. ゼミの活動など詳しいことはどこで知ることができますか?
A. まずはMM館8階の廊下に展示されているゼミ紹介パネルを御覧ください.概要がわかります.
あと,是非見ておいて欲しいのが「教員のプロフィール」です.これを見ると,
1) 研究業績
2) 学位(修士 or 博士)
3) 出身大学 (^^;)
4) 経歴
がわかり「何を指導してもらえるのか」が具体的にわかりますよ.
閲覧方法:
MUSESの「教員業績」を選択して「教員業績参照」をクリックします.そして,調べたい先生の氏名などを入力して「検索開始」ボタンをクリックしますと対象の教員がリストアップされます.その画面で教員の氏名をクリックすると,顔写真付きの概略が表示され,更に「教育研究業績書(PDF)出力」をクリックすると,履歴書みたいなPDFデータのダウンロードが始まります.
Q. 大学院に進学することを考えていますが,具体的なメリットは?
A. 一言で言いますと「専門性の追求」ですね.
大学までの学びは主として「本格的学問をするための基礎」ですが,更に踏み込んで専門的な探求をする場合に大学院に進学したりします.
また,大学を卒業した後に,別の大学の大学院に進学するのも珍しくなく,本学の卒業生も他大学の大学院に進学していますよ.
実は私のゼミの4年生にも,他大学の「理系の大学院」に進学する準備をしている人がいます.
(もちろん武庫女より上のレベルの大学:^^;)
合格すれば,最終学歴が「そっちの大学」になるわけです.
「やっぱり理系の勉強したい!」という人には良い選択かもしれません.
これに関しても,具体的には相談に応じますので私の研究室にお越し下さいませ.
(事前にメールアポくださいね)
Q. 文章を書くのが得意になるにはどうすればいいですか?
A. 良い質問ですね.
まずは文書作法やレポートの書き方に関する入門書で学ぶのが良いと思います.
あと,内容の良さを追求するという意味で上達したい人は,書くことが好きになる必要があります.
このあたりの心構えは大丈夫? (^^)
更に質問くださいね.
Q. 落ち込むことがあると,気持ちを切り替えて勉強することができません…
A. なるほど…
「落ち込んでいる」という状態とはどういうものかわかりますでしょうか.
私自身の経験から言いますと:
● 気になる悪いことが頭から離れない
● それについて思いめぐらせ過ぎて精神的に消耗している
● その結果,食事や睡眠の取り方に悪影響が出ている
こんな状態が「落ち込んでいる」という状態ではないでしょうか.
そして,気持ちを切り替えようとしても切り替わらない…
意識的に切り替えようとしてもダメな場合は「身体的刺激」に訴えるのが有効です.
例えばスポーツやアウトドアの活動などです.
まずは無理矢理にでも「アクティブなことをやる!」という奮起が最初に必要になりますが,やってみてください!
■■■■ 自学自習に役立つサイト ■■■■
● 中村の解説ビデオ:
http://www.k-techlabo.org/www_itp/right_basictech.html
● ITパスポート試験ドットコム:
http://www.itpassportsiken.com/
● ITパスポート試験に合格する勉強法
http://www.k-techlabo.org/blog1/?page_id=528
授業で使用したスライドなどもここにアップしてあります.