Q.「No」と言える人になるにはどうすればいいですか?
A. なかなか日本人にとっては辛い悩みですね (^^;)
人からのお誘いを断ったり,人に対して反対意見を言ったりするのはなかなか難しいですね.
自分の意思をはっきり示すという意味では,否定的な返答をすることが必要なこともありますが,否定的な応答をすると,それを侮辱や攻撃ととらえる人が多いというのも事実です.
そんなわけで,なかなか「No」とは言えないのが現実です.
みなさんに知っておいて欲しいことがあります.それは,欧米諸国の人々と比べて,日本人は「お互いベタベタしすぎる」「群れすぎてる」ということです.
これは,実際に社会に出て,本格的に外国人と接触するようになるとわかる事実です.
つまり,欧米人はお互いにかなり「距離」というものを取っており,自分一人でものを考える時間がかなりあるわけです.それに比べると,平均的な日本人は,自分一人でものを考える時間が殆ど無く,常に「至近距離」で人とコミュニケーションを取っています.
こんな状況に置かれている日本人は多くの場合,一人で考えを練り上げることができず,常に他人からの圧力にさらされているわけです.
それで「No」が言えなくなるわけです.
日本人の多くは「至近距離コミュニケーション中毒症」にかかっています(笑)
この病気にかかると,次のような症状が出ます.
・人と一緒にいないと不安になる
・人と同じようなことが言えないと不安になる
・常にメール,LINE,電話をしている
・自分の計画やプランが自分では立てられなくなる
・他人と距離を置いていることに罪悪感を感じる
・一人でものを考えることに罪悪感を感じる
・自分の考えよりも,他人の考えの方が正しいと思うようになる
また,この病気に侵されると,みんなと同じように見える人間になり,独立した人間でない感じになります.(笑)
最も重篤な点として「新しいこと,モノが生み出せなくなる」ということが挙げられます.
私からのアドバイス:
他人と異なる意見を持っている人や,他人の意見を鵜呑みにできない人は,自分と人々との間の「距離」のマネジメント方法を編み出してください.また,人と距離を置くようになると,あなたのことを「身勝手なやつだ」「偏屈なやつだ」と思う人も多くなってきますが,それに関してはあまり気にしないようにしてください.
ただし,無理してまで「自分独自の意見」を持つというのも間違いですから,そういうことで自分にプレッシャーを与えないようにしてくださいね.
Q.英語の点がのびません.良い勉強方法は?
A. 中学・高校でやってきたような語学学習のスタイルをやめることです(本当に)
「一応英語が使える」というレベルになるためには,意外なくらいシンプルな学習方法が有効なんですが,それを説明する前に,とても重要な質問をしたいと思います.
「英文を読む気がありますか?」
「英語を聞き取る気がありますか?」
一度,自分の心に問いかけてみてください.
もしもあなたの心の答えが
「イヤだ」
「授業で与えられた教材をイジるだけにしたい」
というのなら,残念ながら語学習得の望みは薄いです…
具体的なことは会って相談しましょう (^^)
Q.サイバー攻撃って,何かソフトを使うの?
A.多くの場合,ハッカー達は自分でツールを作って使います.各種のプログラミング言語を使って,攻撃用のツールを自分で作ることが多いですね.くれぐれもご内密に (^^;)
ちなみに,私は「やっていません」からね(笑)
Q.クラブやサークルに入っていないが先輩たちと話す機会はありますか?
A. ゼミに配属されると,先輩たちとお話しをする機会ができますよ.ゼミ活動のテーマに関して先輩たちから意見をもらうことができます.
Q.いくら眠っても眠いんですが…
A. 若いときはとても眠いものですね.ただし,睡眠の取り方が良くないと疲れがとれないので注意が必要です.
ご存知の通り,一回の睡眠は「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」を交互に繰り返すリズムになっており,そのサイクルは約90分程度といわれています.従って90分の倍数の時間の睡眠をとるのが良いとされていますね.理想的には,健康を維持するのには「最低6時間」の睡眠が必要だというのが一般論のようです.ただし,個人差がありますので,自分に合った睡眠時間を見つけ出すのも大切ですね.
以前も書きましたが,食事を済ませてから睡眠に入るまでの時間が短すぎるのも,睡眠の質を下げる原因になりますので注意してください.
Q.就活に向けて趣味を増やした方が良い?(面接で話しが盛り上がると聞きました)
A. その通りです. 以上.(笑)
■■ 連載:就職活動の超入門 ■■
さて,今回は「職種」についてお話ししたいと思います.
世の中にはいろいろな業界や分野がありますが,「職種」というものを大雑把に分類すると,だいたい
・総合職
・一般職
の2つに分けることができます.
「総合職」は,その会社・団体内で基幹的な役割を果たすもので,いってみれば「出世コース」「偉いさんになる道」です.背負う責任も大きくなります.
これに対して「一般職」は補助的な役割で,いってみれば「脇役」であり,背負う責任もあまり大きくありません.
更に「総合職」「一般職」それぞれの中にも「技術系」「営業系」「事務系」などがあります.
こんな感じで,社会人になった自分を大雑把にイメージしてくださいね.
実際の分類はもっと細かくて多いですので,少しずつ調べながら考えていってください.
あと,「営業職」に関しては誤解している人が多いように思います.「営業」と聞くと「飛び込みセールス」や「交渉役」のイメージが強いですが,実はもっと幅広いですよ.
あくまで「参考」ですが,Wikipediaの解説記事(下記)を眺めてみてください.
・総合職と一般職
・営業職
・専門職