4/24「コンピュータ基礎」のフォロー

前回の授業でいただいたメッセージにお応えします.
 
Q.公務員試験は難しい?
A. 試験科目の内容としては難しくないと思います.特に一般入試で大学に合格した人であれば公務員試験のための勉強を「難しい」と感じることはないと思います.
 ただ公務員は採用枠が限られており競争率が高くなりますので,確実に得点できる力を身につけておく必要があると思います.
 公務員を志望する人に特にお伝えしたいことがあります.公務員は競争率が高いので,1回くらい不合格になってもあきらめず,何年かかってでもチャレンジするということが重要ですし,それだけ長期戦で挑む価値のある職業だと思います.(ただし年齢制限に注意!)
 
Q.コンサート映像や照明の仕事につくには?大学の間に身に着けておいたほうがよいことは?
A. 専門外でして,わかりません.(笑) でもそれでは申し訳ないので,関連するお話しを1つ.
 いただいた質問のように,多くの学生が就職しない職業を希望する場合の基本的な態度としては,「その業界の人たちと接するチャンスを探す」ことが重要です.目的の業界の人の知り合いがいればラッキーですし,あるいはその業界に関連するアルバイトをするというのもチャンスを探す機会になります.とにかく「行動」することが重要です.そして自分の夢を職業に追い求めるなら「粘り強さ」が必須です.しかも「何年かかってでも手に入れてやる」という意気込みが大切だと思います.
 みなさんの中にも何か夢を追いかけたい人がいると思いますが,不屈の精神でアタックしてください.応援しています.

■■ 連載:就職活動の超入門 ■■
 
 さて,シリーズ化しましたこの話題です.
 
前回は「会社から見てあなたたちがどう見えるかが重要」というお話しをしました.みなさんは「優良な人材商品」として自分を作りこんでいかねばなりませんが,そのうちの重要な要素の1つが各種の「資格」ですね.とくに卒業する学科とのイメージのマッチングが重要で,本学科の場合は
 
・ITパスポート
・秘書検定
 
の2つがとりあえずお薦めです.あと,
 
・MOS(Excel)
・簿記
 
を持っていると会計業務に関わることができるという印象になります.
意外に知らない人が多いのですが,会社内部では会計など「お金」に関わる部署は「出世コース」ですから,是非そういう意識を持っておいてください.
 
 学校の成績や資格以外にも就職活動で意識しておいて欲しいことがあります.それは「普通の人」でなくなることです.
 
ちょっと変なことを言っているように聞こえるかもしれませんが,もう少し説明します.

就活が解禁されると,ものすごい人数の大学生が企業の求人にエントリーします.ですから「普通の人」でいると,多数のライバルたちの間に埋もれてしまうことになります.
 
さてどうしたものか…
 
資格を持っているというのも,ライバルに差をつけるのに重要ですし,学校の成績もかなり評価の対象になります.実際,まともな会社の求人では,学校の成績の証明書を求めてくる場合も多いです.
 
 
「普通の大学生」でなくなるためのもう1つの要素に「語学」があります.
 
実は,大学の英語の学科に所属する学生でも
「英語が読めない」
「英語が聞こえない」
「英語が書けない」
「英語が喋れない」
という人が大勢います(笑)
 
それくらい,日本の学校教育は語学の教育に失敗しているというのが現状です.
 
「英語」ができると目立ちますよ(本当に)
 
ですから,高等学校までの教育を受けて英語がキライになってしまった人は,一度全部忘れてゼロからスタートすると2年くらいで英語が身についたりします.(これも本当です)
 
今回は少々,番外編的に「語学の重要性」について語りましたが,就職活動の話題については今後も述べていきたいと思います.
 
重要:「普通の大学生にならないためにどうするか」

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