6回目の授業を始めましょう.
まずは前回の学習内容の確認テストをやりましょう.
・「コンピュータ基礎1(2020年度 前期科目)」
→ 「第06回授業の小テスト」をやってください.
注)今回に限り,受験回数は無制限(再提出可能)です.
今回も出席確認はこの小テストで確認します.
【今回の授業】
では今回の授業のビデオを見てください.教科書と筆記用具(鉛筆,カラーマーカー),計算用紙を用意して受講してください.
・授業第06回のビデオ:その1
・「CPUのクロックについて」
・授業第06回のビデオ:その2
今回の講義に関する質問・相談は下のコメント欄から送信してください.
【重要な余談】
授業の内容とは直接は関係ないことなのですが,是非とも皆さんに観てほしい映画があります.それは「イミテーション・ゲーム」という映画です.これは2014年の作品で,日本では2015年に公開されました.コンピュータが誕生するいきさつをドラマチックに描いた作品ですが,内容は「第二次世界大戦」に関するものです.
みなさんはこれまで歴史の授業で第二次世界大戦については学んでおられると思います.しかし学校で教えていることは「枢軸国が負け,連合国が勝った」という事実だけでして,「なぜ連合国が勝利できたのか?」について述べられることはあまりありません.
当時のナチス・ドイツはとても強く,あわやヨーロッパ征服,果ては世界征服をするのではないかと言われていました.この戦局を大きく変え,あっという間にナチスを敗北に導いたのが,天才アラン・チューリング率いる少数の精鋭チームでした.今回の授業でも名前を紹介した「アラン・チューリング」です.
アラン・チューリングが考案した「チューリング・マシン」が第二次世界大戦を早期に集結させ,その後の世界を大きく変え,現在の「コンピュータ」につながっているという事実を学んでいただきたく,この映画を紹介いたしました.
主演は「ベネディクト・カンバーバッチ」で,アラン・チューリングを演じています.映画が好きな人はご存知かも知れませんが,MCUの映画シリーズで「ドクター・ストレンジ」を演じている俳優さんでもあります.
もしかしたらアラン・チューリングのチームは,20世紀に活躍したリアルな「アベンジャーズ」と言えるかも知れません.