Q. 勉強やる気が起きません.助けてください.
Q. 嫌がり感を何とかする方法を教えて下さい.
A. 原因について考えてみたほうがよいかもしれませんね.
「合格を阻む4つの壁」についてお話してきましたが,「第一の壁」は日常生活の様々なところに見られます.これについて考えてみてください.
日常の生活リズム,生活パターンは自分で意識的にやっている部分はとても少なく,ほとんどの行動は生活環境から自動的に強制されます.つまり,放っておきますと自動的に「いつもの生活パターン」になってしまうわけです.
このこと自体が良くないというわけではないのですが,受験勉強とか「何かやらねばならない事」があるときは「自動的な生活パターン」が災いして,結局大事なことができずに時間だけが過ぎてゆくということになってしまうことが多いわけです.
「やる気が起きない」「嫌がり感に苛まれる」というのは「自動的な日常生活パターン」と「やるべきこと」の間で起こる圧力が原因だと考えてください.
そういうわけで,一番の処方箋が「勉強場所を決めて必ずそこへ行く」です.
あと健康上のことを言いますと,運動不足が精神的な停滞の原因となることも最近明らかになってきていますので「体を動かす」こともやってみてはいかがでしょうか.しっかりスポーツやっている人に鬱な人が少ないのも事実です.
頑張ってください.応援しています.
☆☆ 受験準備ができた人は ☆☆
暗記ブック(小さい本)とIパスドットコムの「過去問道場」を是非.
☆☆ Iパス合格を阻む4つの壁を撃破しよう ☆☆
1.勉強する習慣づけができない…
勉強場所を決めましょう.そして必ずそこへ行く習慣をつくりましょう.
日常の行動範囲内にも,意外に勉強しやすい場所があるものですよ.
2.知識が憶えられない…
「こじつけ」「語呂合わせ」「面白イメージ」などを教科書やノートに書き込もう.
繰り返すだけの棒暗記は絶対にNG! 時間と労力の無駄遣いになります.
日々「こじつけ遊び」を楽しみながら練習しましょう.
3.問題の意味がわからない…
「チラ見してスルー」の癖がついていませんか? しっかりと文章を読もう! しっかりと図表を見よう! しっかりと式を見よう!わからない用語は調べよう!(←これ,社会に出てから差がつきます)
日々の勉強では,忘れた用語や知らない言葉は本やノート,ネット検索で調べながらという作業になりますので,心がけてください.
あと「難問」への対応は「いきなり模範解答を見る!」「とにかくそれを理解する」「それを自力でモノマネする」が必殺技です.これは難関大学の受験対策と同じ戦法なんですよ.
4.本番試験の得点が500点台から上がらない…
「着実に勉強してきたのに600点を超えられない…」
これが最後の「壁」!これを打ち砕けば「ゴール」です!
「Iパスドットコム」の「分野別過去問」の目次を眺めてください.
苦手単元を洗い出して強化するともう合格!