Q. 平成31年春期問22 教えて!
A. 了解!
問題文: バリューチェーン分析では,企業の活動を,企業の価値に直結する主活動と,主活動全体を支援して全社的な機能を果たす支援活動に分けて分析する。コンピュータ関連機器の製造と販売を行うA社は,部材の購買,機器の設計と製造,商品の出荷,販売とマーケティング,アフターサービスの五つの領域を主活動に,その他の活動領域を支援活動に分類した。企業活動で利用する情報システムのうち,主にA社の支援活動に利用されるものはどれか。
解説:
問題文が長いですね.(笑) ですので,要点を整理しましょう.ここで言う「主活動」は「製品の製造と販売&アフターケア」に関する活動ですね.ですので,もっと簡単に言うと「ものづくり&お客さん相手のお仕事」と言えます.また「支援活動」は自社(A社)内の管理(マネジメント)のお仕事と言うことができます.この視点で選択肢の用語の分類をしてみると良いです.
そういうわけで,「ア」のCAD/CAMは製造に関する仕事,「イ」はお客さんと良い関係を築くためのお仕事,「え」は販売活動に関するお仕事,ということができます.ということで「ウ」は社内人材の管理に関することなので正解は「ウ」ということになります.
いかが?
ところで,この件とは直接関係はありませんが,Iパスの問題でシラバス4.0に属するものはとても新しいですので,国家試験の受験までに平成31年春期以降の問題は必ず網羅しておいてくださいね.
Q. スパイウェアとトロイの木馬の違いがわかりません.
A. 了解!
マルウェア(悪さソフト)の分類のポイントを明確にすると解けますよ.
「スパイウェア」は情報を盗み出す行為をするものを指します.また「トロイの木馬」は他のソフトに付着してコンピュータ内に侵入するタイプのものを指します.
これで判断してみて下さいね.
Q. 小テストの1番がわかりません。解説してください
A. 了解!
問題文: 2進数1011と2進数101を乗算した結果の2進数はどれか。
これは「あること」に気づくと簡単な問題になります.それは何かと言いますと2進数の「101」は10進数の「5」であるということです.つまり「101倍する」ということは「5倍する」ということです.ということは「もとの数を4倍したものと1倍したものを足せば良い」ということになりますね.
で次はどうするか,考えてみて下さい.(ヒントはビデオ「2進数の掛け算の工夫」にあります)
☆☆ Iパス合格を阻む4つの壁を撃破しよう ☆☆
1.勉強する習慣づけができない…
勉強場所を決めましょう.そして必ずそこへ行く習慣をつくりましょう.
日常の行動範囲内にも,意外に勉強しやすい場所があるものですよ.
2.知識が憶えられない…
「こじつけ」「語呂合わせ」「面白イメージ」などを教科書やノートに書き込もう.
繰り返すだけの棒暗記は絶対にNG! 時間と労力の無駄遣いになります.
日々「こじつけ遊び」を楽しみながら練習しましょう.
3.問題の意味がわからない…
「チラ見してスルー」の癖がついていませんか? しっかりと文章を読もう! しっかりと図表を見よう! しっかりと式を見よう!わからない用語は調べよう!(←これ,社会に出てから差がつきます)
日々の勉強では,忘れた用語や知らない言葉は本やノート,ネット検索で調べながらという作業になりますので,心がけてください.
4.本番試験の得点が500点台から上がらない…
「着実に勉強してきたのに600点を超えられない…」
これが最後の「壁」!これを打ち砕けば「ゴール」です!
「Iパスドットコム」の「分野別過去問」の目次を眺めてください.
苦手単元を洗い出して強化するともう合格!