【補講&最終テスト】
7/28(土)1,2限,全クラス合同です.お忘れなく.
【Q&A】
Q. ビット長って何?
A. こういう質問をどんどんくださいませ.
前回の授業で「IPv4のビット長」という言い方をしましたね.
「コンピュータ内部の情報は全て2進数」
「2進数の数値の桁数」=「ビット長」
これが答えです.
書籍やWebコンテンツの解説では,あらゆる言葉の解説まではできないのが現実でして,基本的な用語や「そもそもの意味」などがわからないことが多いと思います.
そういうわけでして,匿名の質問やメッセージシートを利用していただきたいわけです.
もちろん,自分自身の調査能力が上がっていきますと,次々と深掘りして意味を調べ上げることができるようになりますので,それを目標としてくださいね.
今後も相談お待ちしています.
Q. 座学系の授業で眠くなります.対策は?
A. これはみんなの共通の悩みですね (^^)
「覚醒状態」と「眠気」が何で決まるかは,大雑把に言いますと「交感神経」と「副交感神経」のバランスです.交感神経が優位になると覚醒状態に,副交感神経が優位になると鎮静状態になります.
受け身の形で一方的に人の話を聞きますと,副交感神経が優位になりがちでして,それで眠くなることが多いわけですね.逆に「自発的な行動」を取りますと,徐々に交感神経が優位になって覚醒状態が強くなります.
以上が一般論(基礎知識)です.
さて本題ですが,授業中に眠くなる人は,できる限り「自発的な状態」になれば良いわけです.「コンピュータ基礎」の授業を例にしますと,眠くなった時に授業の関連情報をネット検索したり,過去問を自分で探して解いたりするのが良いです.
これからの人生でも応用してくださいね.
・「受け身」「待ち状態」→「副交感神経」→「居眠り」
・「自発的な行動」→「交感神経」→「覚醒&やる気」
工夫してくださいね.
Q. 夏休みに何をするべきですか?
A. Iパスの件?それとも「日常生活」の件?
とりあえず両面に関してお話しますね.
まず「Iパス準備編」です.
Iパスの勉強を本格始動する場合,学期のはじめに習ったことはすっかり忘れてしまっています.これは絶望に値しません.(みんなそうです:笑)
前回の記事でも書きましたが,「過去問中心」の勉強法が一番良いです.
「教科書とノートをまず全部復習してから…」というのが一番悪い勉強法です.
「Iパスドットコム」の分野別の目次を開いて,単元の細目を1つづつ攻略してください.
「今日はこの単元」「明日はこの単元」… という感じで攻めるわけです.そしてその度,忘れている知識を教科書や暗記ブックから拾いながら過去問をやります.
一日にやるべき問題数は自分で決めます.これが重要なことなんです.
勉強を進めるペースは完全に一人ひとり違います.この「マイペース」がつかめないと,いつまでも「自習プロジェクト」ができません.
もう1つ重要なことが「お勉強できる状況づくり」です.かなり以前にも書きましたが,自宅は意外なくらい勉強に向かないことが多いです.家族ぐるみでお勉強体質な家庭であれば大丈夫ですが,多くの場合はそうではありませんよね(笑)
大学入試のシーズンになると,ファーストフード店(Mac,Mos…)は受験生でごった返します.理由はわかりますよね.
大学の図書館もかなり良い環境ですよ.(^^)/
次は「日常生活編」です.
「何もしなくて良い状態」を作ってしまいますと,際限無く怠けてしまいます.(^^;)
そこで「アルバイト」がおすすめですね.既にやっている人は良いですが,未経験の人はこの夏バイトをはじめるのはいかがでしょうか.
要するに「すべきこと」を「スケジュールする」のが重要です.バイト活動になれてきたら,あとは「Iパス勉強プロジェクト」ですね.
Q. 興味の持てる仕事がどれだけあるのかわからない…
Q. 職業選択の参考になる情報源は?
Q. 広告,広報などの仕事に就きたい.在学中にしておくことは?良いゼミは?
Q. プロジェクションマッピングなど…(略)
Q. プロデュース系…(略)
Q. etc…
A. 進路選択の悩みや不安は多いですね.
学校で提供されている就活情報としては「キャリアセンター」に行くのが一番です.それも「時々行く」というのでは大した情報は得られませんので,頻繁に出入りして「ショッピング感覚」で日々色々な情報を見て回るということを習慣づけるのが良いと思います.
まぁ,娯楽関連の情報ではありませんので「とても楽しい」というものではないですが「日々の習慣」にすることで,目に見えない形でチャンスと巡り会うものだと思ってください.習慣化しないと,情報やチャンスから遠ざかってしまいますので,日常生活の中に「就活情報収集」を組み込むべきだと思います.
それと,是非とも意識しておいて欲しいのが,本学科の教員とゼミに関するリサーチです.MUSESにも教員のプロフィールが正式な情報として公開されていますので,「教員業績」→「教員業績参照」から教員を検索して「教育研究業績書(PDF)」のデータを見るのも手がかりになりますよ.
質問にもありますが,教員やゼミを選ぶための基本的な情報となります.
ここまでが「みんなで一斉に動く就活」に関するお話です.
次に多い相談が,「創作活動系」「エンターテイメント系」です.この方面は「みんなで一斉突撃する」タイプの就活ではありませんので,決まった一般論がありません.なので,個人個人別々の「縁」で進むお話ですね.前回の記事では「アニメ制作系」の相談がありましたが,その方面の専門教育と就職斡旋をする学校がある場合は,本学卒業後に(あるいはダブルスクーリングで)入学するというのが一般論ですね.ただ,前回の記事でも答えていますが「良い縁」を掴むと急に道が開ける場合もありますので,是非とも人間関係の作り方を模索してください.もう少し具体的に言いますと「ネット検索」や「資格取得」だけに意識を向けるのは良くありませんので,目的の分野でアルバイトを探したり,作品をコンペに持ち込んだりと,日々,地道な習慣的努力をひたすら続けるということが必要になると思います.いきなり「良い縁」が向こうからやってくることはありません.
この方面を考えている人は「予めどんな準備が必要?」とか考えているだけでなく,実際に動くべきだと思いますよ.この「予めどうすれば…」というのは「自分側の事情」のお話ですので「縁」を作りにくい発想ですから,考え方そのものを「外向き」「積極的」なものに変えてゆく必要があると思います.それがすなわち「人間力」です.
念を押しますが,「縁」を掴むと「予めどんな準備が必要?」というのが自分で判るようになります.
私自身も「みんなで一斉」にやってこなかったタイプでして,子供の頃から考えていたテーマ(汎用AI)を研究したいという一心で研究者になりました.それで結論.「人生は“縁”の連続でできているな~」です.そして私の人生を支えてきたものは「良き人たち」との「良き出会い」でした.
「みんなで一斉」にやることが,本当に自分の本意に沿っているかどうか,みなさんからいただく相談を見ていても,改めて考えさせられますね.
Q. どうしようもないところで起こった出来事で、どうしようもなく悲しくなった時どうしますか?
A. 何があったんですか? (^^;)
よくわかりませんが,私なら「お酒を飲んで,美味しいものを食べて,良い映画を観て,しっかり眠る」が対応策です…
■メッセージ:
・ジブリの「コクリコ坂から」良かったですよ
・ジブリの「ハウルの動く城」良かったですよ
A. ありがとうございます.どちらも観ていませんので是非観ようと思います!
ジブリが解体してクリエーターたちが散り散りバラバラになりました.そのせいかどうかわかりませんが,良いアニメ映画が増えた感じがあるのは私の誤解でしょうか.
ちょっと前の映画ですが「君の名は。」「この世界の片隅に」を観て,そのクオリティに驚きました.