「コンピュータ基礎Ⅱ」09月29/30日

Q. やりたかった仕事が自分に向いてないように思えてきてまだ1回生なんですけど悩んでます…何がやりたいとかがなくなっちゃって見つからなかったらどうしようって不安です。向いてないけどやりたい仕事に就くか向いてる仕事に就くかどっちが良いと思いますか?
A. 悩むのはまだ早すぎると思います(笑)
 真面目なお話しですが,自分の適性というのは実はなかなか分からないものです.本学でも様々な形で就活支援していまして「適性テスト」とか「性格診断」みたいなことやりますよね.でもあれは究極の意味では決め手にはなりませんでして,やっぱり多くの体験の中から本当の意味での適性を自分で見極めていかなければなりません.
 
この質問を下さった方,どのくらいの人生経験を積みましたでしょうか?
 
もしも,たくさんの種類の活動(アルバイト,部活,ボランティア活動,インターンシップ…)を通して,自分の性格や得手・不得手がしっかりと把握できているなら,是非とも適性のある「向いている」仕事を志望してください.おそらくそれが「天職」となるのではないかと思います.
 
あまり経験の種類と量が無いと判断するなら,今の時点で「向き・不向き」とか適性について考えるのは時期尚早だと思います.
 
ただし強烈な「好み」「趣向」があるなら,向き不向きに関係なく,リスクも度外視して打ち込んで見るというのも1つの生き方かもしれません.(現に私がそうなんです:笑;)
どういうことかと言いますと,猛烈に打ち込むと遅かれ早かれその仕事の能力が開花して「一応は一人前」になるというわけです.でもこの生き方はかなり過酷でして「何が何でも絶対に諦めない」という強引な性格が必須条件になりますので,あまりお勧めはしません.(^^;)
 
さて職業選択の判断材料について振り返ってみます.
 1. 適性
 2. 好み(趣向)
の2つの要素が気になりますが,現実問題としてもう1つ見逃してはいけないポイントがあります.それは,
 「生きる糧としての職業」
です.当たり前すぎて言うまでもないことなのですが,意外なくらい意識から外れることが多いポイントなんですよ.特に「自分の得手不得手がわからない」とか「特にやりたいことも無い」という人は,とりあえず
 「イヤ過ぎることが無い」
という観点で職業を選ぶというのも重要な判断です.
 
就職活動については今後も気になることが多いでしょうから,引き続き意見や質問お待ちしています.
 
 
Q. 就職の話ってどんなことに気を付けながら話を聞いたらいいですか?
A. これは明確にお答えできます.(^^)/
 
1. 企業の業種と会社内での職種
2. 企業の見極め方(規模や経営体力,将来性など)
3. 企業の福利厚生に対する用意
4. 企業の社員に対する待遇(給与や休暇など)
 
細かいことを言い出すともっとありますが,とりあえず「就活入門」ということでこれくらいを意識しておいてくださいね.

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