「コンピュータ基礎Ⅰ」:07月07日

Q. 小テストの表計算の問題がわからない…
A. 了解!
問題文: 表計算ソフトを用いて社員コード中のチェックディジットを検算する。社員コードは3けたの整数値で,最下位の1けたをチェックディジットとして利用しており,上位2けたの各けたの数を加算した値の1の位と同じ値が設定されている。セルB2に社員コードからチェックディジットを算出する計算式を入力し,セルB2をセルB3~B5に複写するとき,セルB2に入力する計算式のうち,適切なものはどれか。

 
解説: まず「チェックディジット」ですね.会社で使用するデータはとても重要なものが多く,偽造されては困る情報や数値というのがあります.特に「お金」と「人事」に関する情報は偽造されると社会問題になり,その扱いが厳重です.「お金」の金額に関しては,もはや説明の必要もないと思いますが「人事」に関してはその重要性がまだ実感できないと思います.
 「人事」に関しての重要性を説明するための1つの例ですが「なりすまし」が起こったりするとどうですか? 偽物の社員が会社の内部に入り込んで業務妨害やスパイ行為をするのはとても困りますよね.今回の問題に出てくる「社員コード」はおそらく,偽造を防止するためのものではないかと考えられます.悪意を持った社外の誰かがハッキング行為をして会社の社員名簿にニセ社員を登録すると大変なことになります.それで「適当に作った社員コード」を見抜くために,その社員コードが本物なのかどうかをチェックする必要があり,今回のチェックディジットというものが登場するわけです.
 
今回の問題では,社員コードの一番右の桁の数字が重要な働きをしています.どういうことかといいますと,一番左の桁と真ん中の桁を足し算した数値の「1の位」になっているからです.つまり,社員コードの3桁の数字にはこのような規則があり,「適当に」ニセの社員コードを入れたりすると,たちまちそれがバレてしまうわけです.
 
「チェックディジット」というのは,その情報が正しいものかどうかを判定するために付加する文字のことです.いかがですか?「チェックディジット」
 
ちなみに,Excelで正解の計算式を書くと
=MOD(INT(A2/100)+MOD(INT(A2/10),10),10)
となります.この問題を実際にやるためのお試しデータを添付しますのでどうぞ! (^^)/
 
 
Q. 私は昔から凄く神経質で、ストレスがたまるとすぐ体のどこかが悪くなってしまい、そのたびに病院に行くのですが異常がないといわれます。病院にいくと何かあったらどうしようと不安で怖いです。このような性格でもう辛いです。打破する方法はあるんでしょうか…
A. ありますよ.はっきりと.
 ただ,(1) 実行するかどうか,(2) あきらめずにやり続けられるかどうか,の2つが大きな問題となって,心因性の問題は解決できずに一生引きずってしまう人がいます.
 
 特に心因性の問題(精神的な問題)は,医学的に調べたところで何も問題が検出されないということが多いです.ですから医者も手を出せないことが多いわけです.それで「のらりくらり」やられてしまうというわけです.
 
 実は私も子供の頃は酷い状態でして「もうちょっとで廃人の人生」という感じでしたが,「ダメな人間になりたくない」という強い思いが勝ちまして,普通に生きられるようになりました.私の場合は「極度の対人恐怖」というものでして,家の外に出られないほどで,学校にも「命からがら」通っている感じでした.大げさに聞こえるかもしれませんが本人にはそれくらい重大な問題なんですね.(笑)
 
それでどうしたかと言いますと,哲学者のデカルトの人生にヒントを得たわけです.彼は子供の頃は病弱にして気弱だったらしく,「そんな自分をなんとかしたい」という決断をしたようです.それで各種の格闘術を訓練し始め,青年期には軍隊に所属して心も肉体も鍛え上げたということです.
 
 私は中学時代は勇ましくなりきれず,部活で放送部に入ってマイク越しにアナウンスをするという治療法に出ました(笑) 情けない話しですが,本人にとっては人生を覆すほどの大決断だったんですね.(笑笑)
 
とりあえずそれで「人前に出られる,喋れるようになる」くらいのハードルはクリアしましたが,まだまだ…
それで高校時代からは「少林寺拳法部」というのに入部しました.今でこそ少林寺拳法は「上品な習い事」という感じになっていますが,40年くらい前は「流血が茶飯事の暴力集団」だったんですよ.(今やったら警察がきます:笑;;)
 それで大学時代も同じく拳法部… 随分と酷い目に遭わされて鍛えられました(笑)
 
振り返ってみると「人格改造」を2回もやって,今では立派な改造人間になりました(笑)
 
でも真面目なお話しで,メンタル面の改造は簡単ではありません.長い年月のかかる「武者修行」です.
お気楽な心構えでは,医療の餌食にされて「立派な病人様」のできあがり…
あるいは,宗教の餌食にされて骨までしゃぶられる…
 
この相談をくださった方がどの程度の状態なのかわかりませんが,本当に頼れるのは自分の「勇気」と「正しい知識」それに「体力」です.
 
医者やカウンセラーは自分の立場を守りたくて「のらりくらり」やりますよ.本当に.でもそれは,彼らが悪いわけではないんです.念のため.
 
がんばってください.必ずあなた自身の解決策がありますよ.成功をお祈りします.
ただ「医学的検査」は怠らないでくださいね.本当に医学的に問題があったら「メンタル」どころではありませんので.
 
 
Q. いくら寝ても眠いです.
A. 「睡眠の質」は大丈夫?
 同じ睡眠時間でも,就寝時刻の早い/遅いで全く品質が違います.
 就寝直前に食事していませんか? 消化器系が活発になってしまって睡眠が浅くなりますよ.
 日によって睡眠時間や就寝時刻がまちまちだったりしませんか?品質落ちますよ.
 
あと睡眠に関して間違った考えが広まっているように私は思います.どういう考えかといいますと,「睡眠時間の短い人は偉い」という考えです.もしかしたら私の知人の間だけのことかもしれませんが,皆さんの周囲ではいかがですか?
 
完全に間違いですからね.喩えていいますと「食事を取らない人は偉い」と言っているくらい間違った考えです.医学的にもです.
 
品質の良い睡眠をしっかり取った上で,しかも日々の生活で時間の使い方を工夫して,各種の義務も果たすというのが正解です.
 
これをあきらめると「良い人生をあきらめる」ことにつながりますので,睡眠に関しては重きを置いてくださいませ.

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